【完全版】3つの視点で理想の暮らしをデザイン!失敗しない家づくりの「決めることリスト」

夢のマイホーム計画が進むにつれて、新築で決めることの多さに圧倒されていませんか?
家づくりは楽しいイベントである一方、決めることがあまりにも多くて、途中で「もう疲れた」と感じてしまう方も少なくありません。

多くの施主さんに当てはまることですが、家を建てる際の「決めることリスト」やその順番、スケジュールの全体像を事前に把握しておくだけで、精神的な余裕がまったく違ってきます。
特に契約後や着工後に決めることの期限に追われて後悔しないためには、エクセルやノートを使って自分なりに情報を整理しておくのがおすすめです。

この記事では、理想の暮らしをデザインするために欠かせない「①時系列」「②場所別」「③後悔を防ぐコツ」という3つの視点から、家づくりの決めることリストを網羅的に解説します。

失敗しない新築の決めることリスト完全版

まずは、家づくり全体を見渡して、どのタイミングでどのような決断が必要になるのか、大枠を掴んでおきましょう。
ここを理解しているだけで、「次は何をすればいいんだっけ?」という不安が大きく解消されます。

家づくりや注文住宅の順番と流れ

注文住宅で家を建てる場合、決めることの順番は大きく分けて「契約前」「契約後(詳細打ち合わせ)」「着工後」の3ステップに分かれます。
多くの人がイメージする「壁紙を選んだり、キッチンの色を決めたり」といった楽しい作業は、実は契約後の詳細打ち合わせに含まれることが多いのです。

最初はもっと大きな視点、つまり「どこに住むか(土地)」「どんな器にするか(建物・間取り)」「いくらかけるか(資金)」という、後から変更が効かない重要な要素から決定していきます。
この順番を間違えて、先にインテリアなどの細かい部分にこだわりすぎると、肝心の構造や予算のバランスが崩れてしまうことがあるので注意しましょう。

【家づくりの基本的な流れ】

  • ステップ1:資金計画・土地探し・建築会社決定・大枠の間取り決定
  • ステップ2:詳細設計(設備・内装・電気配線などの仕様決定)
  • ステップ3:着工・現場確認・外構・引き渡し準備

新築スケジュールの全体像と期間

新築の検討を始めてから引き渡しまでの期間は、一般的に1年程度と言われています。
もちろん、土地探しが難航したり、こだわりが強くて設計に時間をかけたりすれば、1年半〜2年以上かかることも珍しくありません。

決めることリストをこなしていく上で大切なのは、この「期間」を意識することです。

たとえば、「来年の4月までに入居したい」というゴールがあるなら、逆算していつまでに間取りを確定させ、いつまでに着工しなければならないかが見えてきます。
スケジュールに余裕がないと、じっくり検討したい内装や設備の決定を急かされてしまい、結果として後悔の残る家づくりになりがちです。
具体的な工事の流れや期間をより詳しく知りたい方は、▼の記事でスケジュール感を把握しておきましょう。
▶ 注文住宅の完成までの期間・スケジュールと打ち合わせの流れを分かりやすく解説

契約後や着工後に決めることの期限

「契約したら一安心」と思いきや、実はそこからが決定事項のラッシュです。
契約後には、外壁の色、窓のサッシの種類、床材、ドアのデザイン、キッチンのグレード、照明の位置など、膨大な項目を一つひとつチェックしていかなければなりません。

特に意識しておきたいのが「締め切り」です。

建築現場は工程表に基づいて動いているため、材料の発注期限を過ぎてしまうと、変更ができなかったり、追加料金が発生したりします。
例えば、コンセントの位置や数は配線工事が始まる前(着工後の早い段階)に確定させる必要がありますし、キッチンの仕様も早めに発注しないと納品が間に合わないことがあります。

【注意点】
「着工してから現場で決めればいいや」と思っていると、手遅れになるケースがあります。
必ず担当者に「いつまでであれば変更可能か」という期限を確認しておきましょう。

決定事項が細かい時の優先順位

家づくりにおいては、決めることがあまりに細かくて多岐にわたるため、全てに全力投球していると確実に息切れします。
そこで大切なのが優先順位付けです。
優先すべきは「後から変えられないもの」「変えるのに多額の費用がかかるもの」

構造に関わる間取り、窓の位置、断熱性能などは最優先です。
一方で、カーテンや照明器具(ダウンライト以外)、家具などは、最悪の場合、住み始めてからでも変更や買い替えが可能です。
迷ったときは「これは家の一部として組み込まれるものか、それとも取り外し可能なものか」という基準で考えると、力の入れどころが分かってきます。

後悔しないための事前準備とリスト

打ち合わせの場で設計士さんに「どうしますか?」と聞かれて、その場で即決するのはなかなか難しいものです。
だからこそ、事前準備として自分たちなりの「決めることリスト」を持っておくことが最善の対策になります。

今の住まいで不便に感じていること、新しい家で絶対に叶えたいこと、逆に不要だと思うことをノートやスマホのメモに書き出しておきましょう。
また、インスタなどのSNSで好みの画像を保存しておくのも良いですが、それを見せるだけではなく「なぜその画像が良いと思ったのか(色味が好き、配置が好き、素材感が好き)」を言語化しておくと、プロへの伝わり方が格段に良くなります。

視点1:時系列でわかる家づくり決めることリスト

まずは1つ目の視点「時系列」です。

ここでは、時の流れに沿って具体的に決めるべき項目をリストアップしていきます。
この流れを知っておくことで、心の準備ができます。

土地選びから契約前までの決定事項

この段階では、家づくりの土台となる大きな要素を決定します。
ここの判断がいい加減だと後ですべてやり直しになるリスクがあります。

項目 検討内容の例
資金計画 総予算、月々の返済可能額、自己資金額、親からの援助の有無
土地 エリア、広さ、価格、日当たり、周辺環境、法的制限(建ぺい率など)
建築会社 ハウスメーカー、工務店、設計事務所のどこにするか、担当者との相性
建物のスペック 工法(木造・鉄骨)、断熱性能、耐震等級、全館空調の有無

間取りや資金計画のタイミング

契約の前後にかけて、詳細な間取りを詰めていきます。
ここで決めるのは部屋の数や配置だけではありません。

間取りを決める際のポイント

  • 部屋の配置と広さ:LDKの畳数、寝室、子供部屋、収納の量
  • 生活動線:買い物から帰ってキッチンまでの動線、洗濯物を干す動線
  • 窓の計画:採光、通風、視線の抜け、隣家との兼ね合い
  • 建具の開き方:ドアを引き戸にするか、開き戸にするか

間取り決定の段階では、成功事例や具体的なアイデアを見るとイメージが湧きやすくなります。
↓の記事では、35坪の平屋建てを例に、図面付きで間取りのポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
▶【図面付き】新築35坪の間取りの成功例にある共通点とは?妥協せずに広く暮らす方法を公開!

資金計画のポイント

資金計画については、この段階で「オプション費用」や「付帯工事費(地盤改良費など)」を含めた概算をしっかり把握し、ローンの事前審査を通しておくことが重要です。
特にオプション費用は予算オーバーの原因になりやすいため、相場を事前にチェックしておくことをおすすめします。

予算オーバーを防ぐための最大のポイントは、「どこまでが標準仕様で、どこからがオプションなのか」を初期段階で把握すること。
契約前の見積もりが安くても、標準仕様のグレードが低ければ、後から要望を詰め込むごとに金額が跳ね上がります。

契約前に「自分たちがやりたいこと」を盛り込んだ状態で見積もりを出してもらい、そこから不要なものを削っていく「引き算」の方式で進めると、予算管理がしやすくなるのでオススメです。
下の記事も参考にして、必要のないオプションでムダなお金を使わないようにしてください。
▶ 注文住宅の総額を左右するオプションの平均額。契約後の費用追加を防ぐチェックリスト

契約後に決める細かい内装や設備

ここが最も決める項目が多く、楽しい反面、大変な時期です。
いわゆる「仕様決め」ですね。

外装まわり

  • 屋根材(種類、色)
  • 外壁材(サイディング、タイル、塗り壁、貼り分けのパターン)
  • 玄関ドア(デザイン、色、スマートキーの有無)
  • サッシ(窓枠の色、ガラスの種類)

内装まわり

  • 床材(フローリングの種類、色、幅)
  • 壁紙・クロス(ベースの白、アクセントクロス)
  • 室内ドア(デザイン、色、取っ手の形)
  • 天井(高さ、素材、梁見せなど)
  • 幅木や廻り縁の色

特に内装の色決めは、「完成したらイメージと違った!」という失敗が多いポイントです。
クロスや床材の組み合わせで迷ったときは、失敗しない配色パターンやシミュレーションのコツを押さえておきましょう。
▶ 新築の内装・クロス選びで失敗しないコツ!色決めのシミュレーションと人気のカラーを紹介(準備中)

着工後に現場で決める最終確認

工事が始まってからでも、微調整が可能な(あるいは現場で確認すべき)項目があります。
これらは図面だけではイメージしにくいため、実際に現場でメジャーを当てながら確認すると失敗が少なくなります。

【着工後のチェックポイント】

  • コンセントとスイッチの位置:高さや場所の最終確認
  • 下地の位置:壁掛けテレビや将来の手すり用の下地補強
  • ニッチや棚の高さ:使い勝手に合わせた微調整
  • カーテンやブラインド:窓枠の実寸を測ってから発注

ただし、いつまでも変更ができるわけではありません。
現場が動き出してから変更するのはトラブルの元。
施工ミスが見つかった場合の対処法や、変更可能な期限についても知っておくと安心です。

万が一、現場で「図面と違う」という事態に直面した際、言った言わないのトラブルを避けて円満に解決するには正しい手順があります。
トラブル時の具体的な対処法や交渉のポイントについては、以下の記事を参考にしてください。
▶ 注文住宅が図面と違う!「言った言わない」トラブルの解決ガイド

引き渡し前後に行う手続きと準備

建物が完成に近づくと、事務的な手続きや新生活への準備が待っています。
特に手続き関係は期限があるものも多いため、早めの確認が必要です。

【手続き関係】

  • 登記手続き:表示登記、保存登記など(司法書士へ依頼)
  • 金銭消費貸借契約:住宅ローンの本契約
  • 火災保険の加入:引き渡し日から補償が開始されるように手配
  • ライフラインの手続き:電気、ガス、水道、インターネットの開通

これらの手続きはタイミングを逃すと入居日に間に合わないこともあります。
抜け漏れがないよう、手続きガイドとして下の記事を活用してください。
▶ 新築の登記や引渡しまでの流れを解説:住所変更とネット回線の工事はいつ?

引き渡し当日の準備

引き渡しを受けてからでは「引っ越し時につけた傷」とみなされて、無償修理してもらえない可能性があります。
引き渡し当日は慌ただしくなりがちなので、必要な持ち物や、傷を見落とさないためのチェックポイントを事前に確認しておきましょう。
▶ 11品のリスト付き:新築引き渡しの持ち物と引き渡し後の傷対応

視点2:場所別!家を建てる際の決めることリスト

次は2つ目の視点「場所別」です。

時系列ではなく、家の「場所」ごとに視点を変えてチェックしてみましょう。
場所ごとにシミュレーションすることで、生活の解像度が上がります。

間取りと生活動線の失敗しない決め方

間取り図を眺めているだけでは気づかないのが「動線」です。

「洗濯機から干す場所までが遠くないか?」「買い物袋を持って玄関からパントリーまでスムーズに行けるか?」
「帰宅してどこで手を洗って、どこで着替えるか?」など、日常の動作を具体的にイメージして決めることが大切です。

コンセントや照明スイッチの配線

新築の後悔ポイントで常に上位に入るのがコンセントスイッチです。

【コンセント設置のヒント】

  • キッチン:ハンドブレンダーやホットプレート用に手元に一つあると便利。
  • ダイニング:テーブルの下や横にあると、ホットプレートやパソコン作業に役立ちます。
  • ソファ周り:スマホの充電用に。
  • 収納内部:コードレス掃除機の充電基地や、Wi-Fiルーター置き場として。

スイッチについては、「ドアを開けた時に隠れない位置にあるか」「暗い中で帰宅した時にすぐに押せる位置にあるか」を確認しましょう。

キッチンなど水回り設備の仕様選び

水回りは毎日使う場所なので、デザインだけでなく「掃除のしやすさ」と「収納力」を重視して決めるのがおすすめです。
最近では、お風呂の鏡やカウンターをあえて「無くす」ことで掃除を楽にする選択をする方も増えています。

壁紙クロスや床材の内装デザイン

部屋の印象を大きく左右するのが内装です。
小さなサンプルだけで決めると、実際に広い面に貼った時に「思っていたより色が薄い」と感じることがあります(面積効果)。

可能であれば、大きめのサンプルを取り寄せたり、施工事例の写真を見せてもらったりしてイメージを固めましょう。
基本的には、床・壁・天井の順に色が明るくなると天井が高く広く感じられます。

外壁や屋根など外観のメンテナンス性

外観は「見た目」も大事ですが、長く住む上では「メンテナンス性」が非常に重要です。
白い外壁は汚れが目立ちやすい、複雑な屋根の形状は雨漏りのリスクが高まるなど、それぞれの素材や形状にはメリット・デメリットがあります。
初期費用が少し高くても、将来の塗り替えサイクルが長い素材(タイルや高耐久サイディングなど)を選ぶというのも賢い選択の一つです。

視点3:注文空宅の家づくりで後悔を防ぐコツ

最後は3つ目の視点「後悔を防ぐコツ」です。

膨大な決定事項を前にして、心が折れそうになった時に役立つ実践的なコツをお伝えします。

決めることが多すぎて疲れた時の対策

「決めることが多すぎて、もう何が何だかわからない…」となるのは、誰もが通る道です。
そんな時は、思い切って「プロに任せる」部分を作るのも手です。
全てを自分で決めようとせず、信頼できる設計士やインテリアコーディネーターに「おすすめの組み合わせはありますか?」「掃除が楽なのはどっちですか?」と提案を求めてみましょう。

また、そもそもハウスメーカーとの打ち合わせは何回くらい行われるものなのか疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ゴールの見えない話し合いに疲弊してしまわないよう、一般的な回数の目安と、長丁場を乗り切るためのコツを下の記事で押さえておきましょう。
▶ ハウスメーカーの打ち合わせ回数は平均何回?打ち合わせで疲れない対策も解説!

エクセルやノートでの決定事項管理術

言った言わないのトラブルを防ぐためにも、自分たちで記録を残すことは必須です。
エクセルやGoogleスプレッドシートを使って「部屋別」や「時系列」でリスト化し、ステータス(検討中・決定・発注済)を管理すると漏れが防げます。

アナログ派の方は、打ち合わせ専用のノートを1冊作りましょう。
打ち合わせのメモ、貰った資料の切り抜き、浮かんだアイデアなどを時系列で書き込んでいけば、それがそのまま家づくりの記録となり、後で見返した時に思考の整理がしやすくなります。

新築でやってよかったことランキング

多くの先輩施主が「やってよかった!」と口を揃えるポイントをいくつかご紹介します。

  • 1位:ファミリークローゼット(家族の衣類を一か所にまとめられる)
  • 2位:玄関の土間収納(ベビーカーやアウトドア用品をそのまま置ける)
  • 3位:室内干しスペース(花粉や天気を気にせず洗濯ができるランドリールーム)
  • 4位:深型食洗機(大型のフライパンや食器もまとめて洗える)
  • 5位:タッチレス水栓(汚れた手で触らなくて済むので衛生的で掃除も楽)

施主検査でのチェックポイント一覧

引き渡し直前に行われる「施主検査(内覧会)」は、傷や不具合がないかを確認する最後のチャンスです。
この時だけは遠慮せず、気になる箇所があれば付箋を貼るなどして、修正を依頼しましょう。

【主なチェックポイント】

  • 建具の動作:ドアや窓の開け閉めがスムーズか、異音がないか。
  • クロスの仕上がり:剥がれ、浮き、隙間がないか。
  • 床や壁の傷:工事中についた凹みや汚れがないか。
  • 設備の動作:換気扇、水栓、電気のスイッチなどが正常に動くか。

先輩方のブログも参考に

ここまで挙げた以外にも、家づくりの注意点は数多くありますが、理想の住まいを実現するには多くの先輩施主が経験した「失敗談」を読むのも非常に有効です。
その点ブログには、失敗したり後悔したりという話がたくさん書かれており、とても勉強になります。

下の記事では、多くのブログに見られる先輩方の失敗談をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
▶ ハウスメーカーの新築で後悔しないために!ブログから学ぶ失敗回避術

いよいよ次は打ち合わせ!2大特典で賢く家づくりをスタートさせる秘訣を公開

「決めることリスト」で必要な項目が整理できたら、次はいよいよハウスメーカーとの「打ち合わせ」に入ります。

ですが、このスタート時点で、家づくりの条件に大きな「差」がつくことをご存知ですか?
実は、注文住宅での家づくりには、多くの人が通る「一般の通常ルート」と、ごく限られた人だけに用意された「特別な優遇ルート」が存在するのです。

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